とりとめのない考え

 昨日は淀川塾を受講してきました。

 経験豊富な行政書士の先生が、実務的な話をしてくださる場です。「一通り受講することで、翌日からその業務に取り組むことができるようになる!」を目標に掲げています。私は先週に支部長へのご挨拶でこの塾を知り、昨日が初めての参加でした。今年はもう既に何度か開催されており、在留資格についての講習3回目が昨日でした。3回目ではありましたが、講師の先生が前回の振り返りを要所要所に入れてくださっていたので、何も知らない私でも在留資格申請の大まかな流れなどが分かりました。やっぱり講習は、実務書を一人で読むよりためになるんだな、と実感しながら、自分のこれからについても考えるきっかけになりました。

 私は専門をまだ迷っており、相続・遺言・成年後見を掲げて勉強してはいますが、行政書士試験受験前は国際関係を専門にするつもりでいました。営業の方法、勉強すべき法律知識、専門によって全く違うので悩んでいます。大学は外国語(マイナー言語)を専攻していたので、国際関係の方が興味はあります。ただ、最近親戚がトラブルに巻き込まれたり、祖父が一人暮らしでその心配をしていると、高齢者の方に向けたサービスがモチベーションが上がり、今後祖父や周りに何かあったときに動きやすいかな、と思ったりもします。

 もちろん、今はまだ決めなくてもいいかと思います。まだ仕事もありませんから勉強して、何かの縁で、もしくは営業が上手く行って舞い込んだ仕事をひとつだけでも一生懸命やってみて、いくつかこなした頃に専門を少しずつ決める方がいいです。ただ、成年後見の受任はこんな中途半端な気持ちではできないな、と思います。制度自体はもっと認知されるべきかと思うので、ご家族が成年後見人になられることを想定した相談やサポートをしていこうと思います。(申請代行はできない!忘れない!)

 まとまりがありませんが、急がなくていいような、でも何かしないといけないような、色々入り混じった気持ちです。自分としては急がなくていいか、と思っていますが、今後色々な会に参加させてもらったときにやる気がない、と思われてしまうかもしれません。いや、そもそもこんな宙ぶらりんな人に仕事を頼むお客様もいないですね。そもそも営業も専門を決めねばどこでどうするべきかも決められません。とりあえずブログを更新しながら、もう少し実務的な勉強をします。勉強勉強ばかり言っている気がします。多分一歩踏み出すのが怖いんですね。開業の一歩が私にとっては根底を揺るがすほど怖くて大きな一歩でしたから。次はもう一歩。というか、これからもずっと一歩一歩進まないといけないんですね。

 マイペース、これが人目を気にする私には難しいです。でも一人で開業したんだから、自分のペースでしないとだめです。すぐにエンジンが切れてしまう人間なのは私がよくわかっています。周りをじっと見て、たくさん考えて、たくさん遠回りしてでも、好きだ、と思える仕事のやり方でやっていきます。